ニュースログ2002年5月分

特集 - ソニーエリクソンA3014Sについて&BS特派員さん提供写真&パンフ&着メロ 2002/05/22

 昨年12月に発売され、サブ液晶も最新機能もシンプル端末だが、そのデザインと質によってかなり売れたC1002Sの上位端末A3014Sが6月上旬に発売されます(価格は1万円台前半とリーズナブルとか)。今回は「アズールブルー」、「プラチナホワイト」、「コスモブラック」の三色で、デザインもC1002Sの流れを汲んだものになっています(cdma2000 1xの遅れのせいで、実際はA3014Sの後にC1002Sが出来たという説もある)。とりあえず新規に買う方と機種変で買う方向けに特徴を列記します。

■特徴

■ C1002Sからの改良点

■ 新しく音を鳴らせるタイミング

 今までソニー、ソニーエリクソンの携帯端末を使った事がある方にとってはすぐにわかるでしょうが、GPSケータイになりGPSやJAVAが搭載された事より、細かい使い勝手や機能がかなり追加・改善された事で非常に完成度の高い携帯となった事がわかります。これまでもC404Sから始まりC406SやC413S、そしてC1002Sのau向けソニー、ソニーエリクソン端末は各方面でかなりの評価を得ていたわけですが、今回の改良によりメニュー周りに関しては全携帯中でもトップレベルまで達したと言えるのではないでしょうか。後はau独自のJAVA、WAP2.0の仕様改良、そしていずれ出ると思われるA5000系、フラッグシップモデルの早期投入を期待したいところです。

■ 着せ替えパネル

 付属しているパネルは、同色のパネル、ミラーパネル、クリアパネルとなる。また、A3014S発売に併せて新しく別売りで追加されるのは、クロコダイル各色、縁付きのロマンティックミラー、金属質感を持ったメタル、全面クリアでラメ入りのカスタマイズパネルとなる。

 標準添付のパネルはC1002Sと同じパネル群、またはドットパネルのデザインを変えるだけで良かったと思うのだけども。それと、着せ替えシート向けのクリアパネルも今回のデザインはあまり良いとは思えない。こちらもC1002Sと同型か、もしくはラメも無い完全なクリアパネルを出してくれればとも思うのですが。

 ちなみに、A3014SのパネルはC1002Sと同一の物なので、C1002S向けに作られたパネルシートなんかもそのまま使えます。作り方などはこちらでいろいろ紹介していますのでチャレンジしてみてはいかがでしょう。

雑文 - 1xEV-DOを開始、韓国、中国の携帯事情 2002/05/10

 韓国で世界に先駆け1xEV-DOの商用サービスが開始です。韓国といい、中国といい、国の後押しがあったりサムスンのようなインフラからキャリア、端末製造まで一手にやる企業を育てると強いですね。このところ韓国産ネットゲームが日本で猛威をふるっている事にも見られますが、韓国のそういったコンテンツ(オタク文化?)がブロードバンド回線やPCの普及率に支えられているといった土壌があるのも一因でしょう。また、800MHz帯でcdma2000をしつつ、2GHz帯でW-CDMAを始めるなど、将来を見据えた戦略と捉えられそうです。中国への技術提供や米国での端末の売れ行きなど、国際企業として着実に力を付けてきました。

 KTFが商用化する1xEV-DOの料金は、128バイト当たり(日本の1パケット)で、テキスト約0.16円、その他が約0.06円と、auのezwebmultiのようにデータ量に大して料金が可変する方式を取っています。これは単に、メールやこれまでのテキストベースのWebを安くしてしまうとそれしか使わないユーザーからの利益が減る。しかし、大容量はリッチコンテンツ利用促進のために安くするといった措置です。何故、そのような料金体系になるのでしょう。これは、いくら1xEV-DOで1/10に通信コストが下がると言ってもそれは原価の話であって、利益を1/10にするわけにはいきません。現状の通信料金でも利益が結構占めているわけで、コストが1/10下がったからといって全体的には微々たる物にしかなりません。しかし、大量に使ってある程度の目標値まで利益が出ればコストは低く余裕はあるため安くしても構わなくなる。ミドルパックが良い例ですね。また、それが言海まで行き、これ以上下げるとコストに響く物がスーパーパックと言っても良いかもしれません。いくら速度が上がりコストが下がろうとも値付けは難しいです。そこでキャリアは市場のリサーチをして導き出すわけです。

 しかし、それ以外にもコンテンツ利用料の手数料なんてのもあるわけで、そこらへんを絡めても面白いとは思うのです。例えばとあるコンテンツサイトで利用したパケット料金は他より少し高いが、その代わり一部をコンテンツ業者へ配分する事によって利益を出す。au.netのような物でしょうか。これによる利点は、月々の定額制で無くパケット料金の延長線上で見かけは無料コンテンツのため、ユーザーは気楽に使えるので潜在需要を掘り起こす事が出来る。また、従量制となるためユーザーは固定で契約するつもりのコンテンツも利用しやすくなる。欠点としては、一人当たりの安定した利用料徴収が減る、データ量がわかりにくいため、下手をすると利用料が跳ね上がる。特に、グルメ関係、交通関係など、偶に凄く必要となるサービスに対してこの課金方法はある程度有効と考えます。どんなもんでしょう。

 話が逸れましたが、端末について。これまでの韓国製携帯端末は見かけのスペックが良くても品質や実現方法に難がありましたが、このたび発表されたSCH-V300は日本製端末と比べてもかなり良い端末となっているようです。26万色の176*192のTFT液晶でムービーや音楽再生に対応しており、96*64の韓国製端末の特徴といえる大型4行サブ液晶を搭載、静止画のみの対応ですが、国内端末でも未だFOMA P2101Vにしか搭載されていない11万画素180度回転カメラを搭載、それでいて薄型のP211iに迫る95mm*50mm*22.5mmといったサイズをデザインが破綻することなく実現しています。アンテナが太いのは1xEV-DOに対応したため感度を上げるためにアンテナを二本搭載しているためでしょうか。他にも40和音や3D対応などといった機能も搭載されています。海外製端末は電池の持ちが日本製の半分程度が多いので900mAで120時間の持ちですが、1xEV-DO対応の1台目でこれほどのハイスペックなら十分でしょう。よく韓国はパクリが多いと言われますが、こういった技術関係ではパクリつつも着実に技術を高めてきた成果といえます。技術的にこなれて省電力化技術が高まれば日本メーカーにとって国内外共に驚異となるメーカーになる可能性を秘めているといえます。

 最後に、携帯普及率が10%少々ながら1億6千万加入と既に加入者が日本の倍となった中国市場ですが、計画経済といいますかこちらも政府の後押しが強く、外国企業の参入をある程度受け入れつつ国内企業の成長を促進させようとしています。また、WTO関係で共に国の流れを引きますが、中国移動の一党支配にここ最近KDDIとも技術提携した中国聯通に今現在の所CDMA方式の独占権を与え、cdma2000陣営としてどんどん中国移動からシェアを奪わさせられています。こちらもいずれ1xEV-DOを導入する予定で、中国外のcdma2000端末を開発しているメーカーがどんどん参入しており、日本から携帯の輸入制限下でも中国向上で携帯生産を継続した事でニュースにも出た松下や、三洋、京セラ、日立、東芝などは既に国内では頭打ちという事もあり積極的に中国へ参入しています。中国は様々な文化、民族がある事もあり、ある程度早い段階でで普及率が伸び悩む事も考えられますが、それでも他国の何倍もの市場が開かれています。これから先も激戦区となる事でしょう。