Panasonic製の、SDカードとminiSDカード両方に対応したUSB2.0対応リーダーライター。SDカードとminiSDカードの排他利用だが、miniSDカードを変換アダプタ無しに直接挿入できる。USB2.0対応端子に接続すれば、データの高速転送も可能だ。
また、安価なSDまたはminiSDカードリーダーライターと違い、著作権保護機能に対応している。そのため、別途SD-Jukeboxを購入すれば、SD-Audioの利用が可能だ。Vodafoneのシャープ製ハイエンド端末などの、ミュージックプレイヤー機能を利用する際にも便利だろう。
USB端子用BN-SDCGP3(Amazon)のバリエーションとして、PCカード型のSD/miniSD/SDカード型AirH"などのSD-IOカードにも対応したBN-SDMAAP3(Amazon)、CFカード型SDカードスロットのBN-CSDABP3/P(Amazon)がある。
ちなみに、この著作権保護対応SD/miniSDカードリーダーライターBN-SDCGP3(楽天)と対になる商品として、マジックゲート(著作権保護技術)メモリースティック/Duo対応のMSAC-US30(Amazon)という製品もある。
SDカードにおいて、音楽データの記録再生について定められた規格。著作権保護に対応しており、一度SDカードに保存したSD-Audio対応データは、移動やコピーが制限される。SD-Audioプレイヤーは、この規格に則った対応データのみ再生する事ができる。
SD-Audioに対応した携帯電話は、vodafone(J-PHONE) のJ-SH51/SH52/SH53,V601SH,V801SAなど。
携帯電話で利用する場合など、PCからSDカードにSD-Audio対応データを保存するためには、このページで紹介しているBN-SDCGP3のような著作権保護機能に対応したリーダーライターと、別売りのSD-Jukebox(製品情報)が必要となる。
また、BN-SDCGP3とSD-Jukeboxのセット販売キットもある。
内容物は、USBリーダーライター本体、USB延長ケーブル、CD-ROM、説明書。
USB2.0の高速転送に対応しているが、USB1.1対応マシンでも利用できる。しかし、基本的にUSB2.0で接続した方がデータ転送は速いので、できればUSB2.0ポートで接続したい。高速転送や倍速を謳ったSDカードを利用する場合はなおさらだ。
対応OSは、WindowsXP 2000 Me 98、MacOSX 9.x。Windows98以外なら、ドライバのインストールは必要ない。
注意点として、別売りのSD-JukeBoxと組み合わせて利用できるのはWindowsのみ。また、SD-JukeBoxと組み合わせて利用する場合は、WindowsXP 2000 Meでもドライバのインストールが必要になる。
この商品に注目したのは、SDカードとminiSDカード両方に対応し、miniSDカード利用時にSDカードアダプタが必要ないところだ。
最近はケータイのメガピクセルカメラで写真を撮ることが多くなり、miniSDカードをパソコンで読み込んで使う機会が増えてきた。しかし、いちいちminiSDカードにアダプタを装着してSDカードスロットに挿入するのは面倒。だが、BN-SDCGP3だとminiSDを直接挿入できるため、非常に便利。
また、最近のデジタルカメラはSDメモリカード対応の物が多く、多い画像もUSB2.0の高速転送で読み込みが速くなる。これ一台を持ち歩いていればデジカメとケータイカメラの両方の画像読み込みが便利なので、私はノートパソコンと一緒に持ち歩いて重宝している。
後は、Vodafoneの一部携帯電話が対応しているSD-Audioを利用する際、著作権保護に対応したこのカードリーダーライターは便利だろう。他の携帯電話を買ったり利用することがあっても、miniSDにも対応しているのでそのままこのカードリーダーライターを利用することもできる。
BN-SDCGP3を利用し、USB2.0接続とUSB1.1接続でのベンチマークを取ってみた。また、参考としてPCカードスロットでも計測している。
測定環境として、デスクトップマシンにUSB2.0端子をREX-PCIU3 USB2.0 PCI BOARDにて増設。USB1.1端子はマザーボード上の物を利用。PCカードスロットは同等クラスのノートPCにて測定した。
| Panasonic miniSD16MB | Read | Write | Copy |
|---|---|---|---|
| USB2.0 | 4,079KB/sec | 1,245KB/sec | 1,224KB/sec |
| USB1.1 | 1,001KB/sec | 850KB/sec | 700KB/sec |
| PCカード | 1,500KB/sec | 816KB/sec | 493KB/sec |
| BUFFALO SDカード128MB | Read | Write | Copy |
| USB2.0 | 5,988KB/sec | 1,146KB/sec | 462KB/sec |
| USB1.1 | 1,001KB/sec | 667KB/sec | 348KB/sec |
| PCカード | 1,500KB/sec | 496KB/sec | 163KB/sec |
USB2.0とUSB1.1で比べると、読み込みで4倍以上、書き込みで1.5倍以上の差が出た。
USB1.1環境のReadは1,001KB/sec止まりとなっている。これはUSB1.1規格の最大転送速度がFull Speedモード(12Mbps)のため、頭打ちとなったのだと思われる。
逆に、USB2.0規格での最大転送速度はHigh Speedモード(480Mbps)のため、USB2.0接続ではメモリカードの性能がフルに出ているのだろう。
結論と言うにはお粗末だが、USB2.0とUSB1.1で接続した場合、読み込みでは圧倒的にUSB2.0の方が速く、全体的にも速度が向上する。
このSD/miniSDカードリーダーライターの弱点は、多機能だがちょっと大きいところだ。
順番に、空の状態、SDカード挿入、miniSDカード挿入。スロット周りにある青いパーツがスライドすることで、片方のスロットを利用している場合は、もう一方のスロットに出っ張りを露出させ、誤挿入を防止する仕組みになっている。
順番に、SDカード挿入、miniSDカード挿入。スロットは両方ともスイッチ状となっている。挿入する時はカチッという小さい音で保持、取り出すときは一度奥にカードを押し込むことで、スロットからカードが出てくる。